足指に目を向けてみたいと思います。
- 立っている時、足指は伸びて接地していますか?
- 指先が丸まったり、浮いていませんか?
- 足指を開いたり閉じたりできますか?極端に反ったり、力む指がありませんか?
どうかな…と試していて、つったりしていませんか?
足は身体の土台です。足指、足底のアーチ、そして足裏全体で重心を支えています。
土台が安定していれば、その上にある身体も、中心軸の通ったバランスを保ちやすくなります。
足が支えられていないと、脛(すね)や太ももが硬くなったり、骨盤や首に捻じれが生じるなど影響を及ぼします。頭痛や肩こり、腰痛、猫背、疲労感など症状や違和感の原因が足にある場合もあります。
足の関節は多くの骨で構成されています。
足指に関わる筋肉は、指を曲げる(屈筋)、伸ばす(伸筋)、外に開く(外転筋)、内に寄せる(内転筋)筋が、バランスよく働くことで機能しています。
足指が思いのほか動かない!と気づいたら・・・
まずは、足指のつけ根(MP関節)をゆっくり動かしてみましょう。
- 胡坐(あぐら)をかくように片足を太ももに乗せ、足の親指のつけ根を反対側の手でしっかりつかみます(胡坐が苦手な場合は、膝を抱えるようにしてみてください)。
- つけ根の骨が出てくるまで、手の力で、足指をまっすぐ足裏方向へ曲げていきます(足指は力を抜いておきます)。
- 曲げた状態で3秒維持し、ゆっくり戻します。気持ちいいくらいの力で行ってください。
- 左右の足指を1本づつ、つけ根をつかんで曲げて戻して。動きにくい指は3回プラスして動かします。
足指の関節に動きが出てきたら、指の曲げ伸ばし、開閉を小さな力の分量で練習してみましょう。足裏を床につけた状態でやると、動きを修正しやすいです。
足裏には踵(かかと)から指のつけ根、アキレス腱に繋がる足底筋膜と呼ばれる膜があります。無理に足指を動かそうとしたり、足裏に強すぎる刺激を入れることは、足底筋膜を傷つける場合もあります。過ぎたるは及ばざるが如し、無理はしないでくださいね!
自由が丘 Concerto~コンチェルトのジャイロトニックでは、足指が伸びていく感覚を大切にしています。セッションの後、足裏の重心、身体の中心軸や安定感の違いに気づくでしょう。
ご興味がありましたら、ぜひ一度体験してみてください。