早いもので、2018年もあと少しですね。年末年始は、つい食べ過ぎ、飲み過ぎで、後悔する毎年です笑
ということで、今日は身体の動きと内臓、そして内臓と感情の関係について、考えてみたいと思います。
なんだか身体が重い、動きにくいという時、ありませんか?
肋骨が硬い、股関節が動かしにくい、お腹が邪魔して動きにくいなど、違和感を感じる時、骨格系や筋肉からではなく、内臓からきている場合もよくあります。
内臓というとどんなイメージでしょうか?お腹の中にぽっかり浮いてそう?もちろん、そんなことはありません。
内臓の表面は膜で覆われていて、胸腔や腹腔の内側を覆う膜と繋がっています。お腹側や背側の壁に膜で釣られているイメージです。さらに、内臓と内臓の間も、膜や血管などで固定されています。
内臓と周りの膜との関係がバランスをとれていれば、内臓自体の機能はもちろん、身体全体が調和していくことができます。
ところが、膜に癒着があったり、硬くなっていたりすると、内臓自体のバランスが崩れ、さまざまな不快症状に繋がることもあります。
そして、内臓は感情と結びついています。
感情は喜怒哀楽だけではありません。そして、どれがいい悪いはありません。ネガティブと思えるような感情も自然なもので、時間とともに消化されていけば問題はないのですが、過剰な感情の蓄積は、内臓の不快症状として現れる場合があります。また、逆に内臓のアンバランスが感情に影響を与えることもあります。
内臓と強く結びついている感情をいくつか挙げてみます。
- 肺は悲しみや憂うつ感
- 胃は心配や緊張感
- 腸は悲嘆や不安感
- 腎臓は恐れや孤独感
- 肝臓は怒りや不足感
もちろん、私たちの感情は、もっともっと複雑で細やかなもので、簡単に分類できるものではないでしょう。医学的治療が必要な場合もあると思います。ただ、なにかのヒントにはなりそうです。
なんだかお腹が硬い、ずっと感情に囚われている気がする…そんな時は、お腹や内臓があるあたりに「手をあてて」あたためてあげてください。優しくマッサージしてもいいですね。神経系が落ち着き、過剰な感情を消化しやすくしてくれます。そして、内臓がリセットされることで、身体の動きも変わります。
もちろん、暴飲暴食を避け、生活リズムを整えること、適度な運動習慣を取り入れることが大切なことは言うまでもありません。
Concerto~自由が丘 コンチェルトでは、ジャイロトニックやボディートークのセッションを通して、内臓も含め、身体全体へアプローチしていきます。ご興味がありましたら、ぜひ一度体験してみてください。