身体が硬い、柔らかいという時、なにを表現しているのでしょうか?
筋肉や関節の硬さ、元々の骨格の影響、動きのなめらかさといった質についてなど、さまざまな要因と側面があります。
クライアント様をみていると、筋肉や関節の硬さもありますが、必要以上に緊張させて動かそうとしている場合が多いように思います。ブレーキをかけながらアクセルを踏んでいるような状態です。
その過度な力を抜くことが大切です。それは脱力することとは違います。力を抜くことができるから、必要な時に出力することができる。それが、関節の可動域を広げることにも繋がります。
筋肉は収縮と弛緩がスムーズに行われる時、ポンプ作用により血流がアップし、柔らかい筋肉が維持されます。また、筋肉は強く伸ばそうとすると反射で強く収縮する性質があります。
過緊張により血管や神経が圧迫されれば、血流が滞り老廃物も溜まり、神経伝達が阻害されやすくなります。
頑張って動くことで、呼吸も浅くなり、酸素供給量が低下し、頭痛や倦怠感などを引き起こす可能性もあります。
どうすれば、余計な力が抜け、柔らかい身体で、しなやかに美しく動くことができるのでしょうか?
まずは、筋肉ではなく骨、関節に意識をもっていってみてください(関節は骨と骨の接合部で、結合組織や膜で覆われ、靭帯や神経が取り囲んでいます)。
その関節にあるスペースを意識することから始めてみてはいかがでしょうか?きっと、感覚の違いを感じると思います。
Concerto ~自由が丘 コンチェルトのジャイロトニックでは、関節に負担をかけずにゆっくりと動くことで、関節にあるスペースを感じる感覚を育てていきます。少しづつ緊張が抜け、そこに使っていたエネルギーを他に向ける余裕が生まれます。
ご興味がありましたら、ぜひどうぞ。