「感覚のインプット」と「変化を感じるフィルター」について、考えてみたいと思います。

身体の使い方を見直していく時、それは新たな「感覚のインプット」をしています。

習慣的なこれまでの身体図のイメージを修正し、再構築する(言葉にすると小難しく聞こえますが、自転車に乗る練習をしているような感じでしょうか笑)。

身体の輪郭や地図は、分かっているようで、所々途切れていたり、忘れていたりします。

また、イメージでの感覚と実際の身体の位置にズレがある場合もあります。タンスの角に足の小指をぶつけて悶絶っ(泣)というような時、その可能性があります。

時には、身体の側面や裏面、足裏など、どこか感覚の薄いエリアがあるような場合もあります。

身体を、骨や筋肉だけでなく、中心軸や空間認知、皮膚感覚や圧感覚など広い意味でみていくと、興味深いと思いませんか?

Concertoジャイロトニックでは、身体図の途切れている、忘れているところに気づき、「身体の空間を繋いでいく」ことを大切にしています。

より3Dな身体図のイメージが、動きの可能性に繋がります。意外な心地いい通り道をみつけるかもしれません。

新しい感覚をインプットし、その経験値を増やしていく過程は、ともすれば地味なセッションのようですが、身体と向きあう中で起こる変化は、とても深いものがあります。

そして、私たちには「変化を感じるフィルター」があります。そのフィルターが瞬時に捉えることもあれば、今はわからなくとも、経験値が増えていく中で感じていくこともあります。

「変化を感じるフィルター」を信じて、お身体に委ねてみてください。

・・・・・

大事なのは、がむしゃらにやらないこと。頑張るというのは身体に緊張を強います。「緊張せえへんで!」というのもちゃいますね笑

ただ、その緊張に気づくだけでいい。それが既に、大きな「変化」です。

日常が、少しでも楽でありますように。

 

ご興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。

Concerto ~ 自由が丘 コンチェルトジャイロトニック