「身体」という時、どんなイメージですか?

物理的な肉体でしょうか?触れることができる皮膚が境界なのでしょうか?

内臓など中身を思い浮かべますか?

周りの空間と一体化しているようなイメージをもつ方もおられるかもしれません。

西洋医学や東洋医学、オステオパシー、量子物理学、YO-GAなど、さまざまな分野でさまざまな捉え方があります。

例えば、肉体の周りには、感情や精神、思考など、いくつかの層があり、それを含めた全体性としての考え方もあります。

中医学的な観点では、衛気という保護エネルギーが、皮膚(肉体が環境と接する面)上を循環していて、それを含めた考え方もあります。

これが正解というものではないのかもしれません。

ただ、例えば、背後に立った人の気配を感じたり、「空気を読む」という言葉の広い意味を思う時、なんとなく物理的な肉体だけが身体とはいえないのかも…という気もしませんか。

私は、肉体の周り、エネルギーもひっくるめた全体性として身体を捉えています。五感で感じる以上の空間が、その人の周りにはあります。

そして、イメージは動きを助けてくれます。

  

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ちょっと、目を瞑って、楽な姿勢で呼吸に意識を向けてみてください。

物理的な肉体をイメージした時と、周りの空間ごと身体とイメージした時とでは、呼吸は同じですか?

呼吸の深さ、身体の内外の広がり、楽な感じなど、なにか変化を感じるかもしれません。

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Concerto~自由が丘コンチェルトジャイロトニックでは、ゆっくりと全身を動かしていきます。

身体の隅々まで起こしながら、周りの空間に広がっていく不思議な解放感があります。

ご興味がありましたら、ぜひ一度体験してみてください。